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2005/11/07
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東証システム障害
執筆者: satos (5:38 pm)
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去る11月1日、システム障害が発生して午前の取引が停止しました。このニュースは大変な問題としてマスコミに取り上げられました。原因の究明をし、結果を11月15日までに金融庁へ報告することになっています。 昨今、情報技術の普及が進み、その結果としてシステム障害が数多く発生しています。マスコミが報道するシステム障害は氷山の一角であり、益々増加することが懸念されます。 取組みの歴史を、トピックを表す言葉で振り返ってみますと 1970年代 バックアップ 代替手段の確保と早期のシステム復元 1980年代 デザスター・リカバリー 災害時の代替システム及び復旧計画 (海外) コンテンジンシー・プラン 災害時やシステム障害に対するシステムサービスの継続と復旧計画 2000年代 BCP(事業継続計画) 災害時、テロ、システム障害等の事業継続を困難とする事故へ対処する計画。 1990年代後半、英国から、ITの運用に関する言葉ITILが使われ始めました。 コンピューター利用の歴史は、システム障害に対する取り組みの歴史でもあります。システム障害の問題は、改善されるどころかNETWORKの進化により大規模化と複雑化が進んでおります。 [注] ITIL(Information Technology Infrastructure Library) 情報技術の利用・運用に関するベストプラクティス 東証の話に戻りますと、東証のHPhttp://www.tse.or.jp/guide/bcp/index.html には、BCPの概要が公開されています。 11月2日の記者会見http://www.tse.or.jp/guide/interview/index.html でもBCP発動の旨が述べられています。 今回のシステム障害の原因は、監督官庁へ報告がされます。その折、発生した技術的な問題(Fact)を公開して欲しいものです。数年前、のみずほ銀行のシステム統合で発生したシステム障害について、その技術的な問題(Fact)は知ることが出来ませんでした。 システムに携わる技術者は、システム障害の発生要因を源流で対処することが必要です。技術及び利用形態の変化が急であり、発生可能な全ての技術的問題を想定することは困難が伴います。発生したシステム障害の技術的な問題(Fact)が公開されることは、各自の携わるシステムを源流対処(技術の熟成)する助けになります。 ITの安定運営を成し遂げるためには、”障害要因の源流対処”と”障害発生時の対策”が必要となります。 前者は技術的な解決が不可欠であり、発生可能な技術的問題を把握することが大切です。その上で、システムの導入や更新、日々の運用に関する”<Process> 具体的な手順”、”<Product> 技術(製品)採用”と”<People> 実現可能な人材”の基準を定めて取組むものです。勿論、これらの基準は適切な改訂がなされる必要があります。 後者は、事業継続として総合的な対策がなされるものと考えます。 東証の件、技術的な問題(Fact)の公開を期待します。 |
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