前回の⑤で、新たなユーザーストリーの設定と導入がAI活用で迅速になることを
取り上げました。課題は、”おもてなしや感謝の表現”及び”使い易いタブレット”が
上げられました。そこで、AIを実業務へ導入する。サービス担当が注文を取る
以上にお客様の支持が得られる方法を考えましょう。次のAI活用については、
2025/2現在の技術で実現できますが、コスト面や運用の安定などを考慮すると
2026年初頭の導入を目指して取組むのが良いでしょう。
”おもてなし担当AI”の導入です。おもてなし担当AIをストリー風に記述する。
1)おもてなし担当AIに名前を与えます。例えば、”アイコ”など。
2)お客様が席に着付き、タブレットへ触れる。
3)アイコが現れ、自己紹介し、お客様へ質問します。(年代、好み、その他)
4)アイコがメニューの表示する旨を伝えメニューへ切り替わる (AIで絞った表示)
5)時々、アイコが現れ、要望を聞くなどします
6)いままでの注文品からAI分析で提案をします。客席担当の様な振る前で
7)終了されると、アイコのお礼をし、次回もアイコのお手伝いを希望するか
8)希望の場合は、会員登録を誘導し入力、レジで会員証(スマホアプリ)促す
9)会員が再入店したときは、アイコが挨拶し前回の注文分析から本日のお薦め
お客様の好みや量、質問への応答などを元にAIが専任担当として成長する
お客様から親しみを感じるような担当AIになる
AIの客席担当として、提案/要望を聞き、会話などを行う。
おもてなしが薄れる等の理由でタブレットの導入を躊躇する事業者もおりますが
おもてなしAI担当(エージェント)は、お客様ごとの専用担当として対応できます。
注文を取るだけで個別の対応と感謝を表せない担当者がいる店も多々あります。
おもてなしAIと比べ、どちらがお客様の支持が得れるか想像力を働かせて
情景を浮かべて下さい。