今日は暖かい気候である。久しぶりに近くの越辺川の遊歩道へ向かって見た。
昭和の中頃に建てられた家などもあり、集落の趣が残っている。
傍の草むらから白猫が姿を現し、何かを探る様子で堤防添えをゆっくり移動している。
戻り道、橋から河原を覗くと釣りをしている人がいる、この辺で釣り人を見かけることは殆どない。暫く足を止め、釣りの状況を見ていたが釣れている様子はない。
橋の袂から煙らしき物が上がっているので覗くと、橋の下で暮らしている人が
ペール缶の焚き火へヤカンを載せていた。この人は橋のふもとで暮らしている。
長い間、ここで暮らしており10年近くになると思う。
どんな心持ちで過ごしているのか、色々と詮索しながら高坂SAへ寄り、
戻り道を歩く、5キロ程の行程である。