時々散策するちごの沢沿いで新芽の美しいカラムシの群生があった。
カラムシの繊維は麻と同じく織物や編み物として利用されてきた。
越後上布はカラムシの繊維を織り込んだものである。
いまでは会津地方の朝日村でのみ栽培される。麻以上の貴重な国産品である。
カラムシは毒がなく食べても良いとのこと、新芽を摘んで食べてみることに。
天ぷらは香ばしくパリッとした食感でなかなか良い。湯がいても食べてみたが
ザラザラした食感で味もなく好みではない。皮を剥いた茎の湯がいたものが良いとの
話もあるが試していない。
この時期の花は種類も多く更に色も濃く感じる。木々の緑、濃い色の花が美しい。