雲が垂れ込める天気ですが、光の具合が面白いので赤外線系の写真を撮りました。
蛇とかカエルなどは、赤外線が見えるようですから、写真のように見えているかも。
自分の見ているもの、聞こえるものが全てではなく、別のことも存在します。
駅へ向かう道で、散歩の行程は5キロ程度です。
Monthly Archives: 1月 2025
社会の全てが作法(パターン)で構成される
社会の変化(進化)は細かな作法の更新である。新技術、社会環境の変化(災害、疫病、戦争など)及び政治・経済の状況から、作法の更新は余儀なくされる。
AI(人工知能)は新技術であり沢山の作法へ影響を与えて、多くの作法は更新されると
思う。
コンピュータが誕生し、ハードウェアとソフトウェアに分けて扱う技術が現れた。
以前は、技術というとハードウェアが中心であり、その範疇で多くの
暮らしの作法を更新した。冷蔵庫やテレビを始めとした家電がその一つである。
戦争で旧来の作法が更新された日本では、暮らしの作法を更新する家電が創られ易い環境であったため、世界向けて提供し、受け入れられた。
しかしながら、この成功が色々な作法となって日本社会へ浸透した。
ソフトウェア技術に基づく、暮らしの作法を更新するものを作り出せなかった。
ソフトウェア技術の知識が日本へ入ってこない訳でなく、新たな作法を生むアイデアが
なかったわけでもない。作法の更新を生む製品やサービスを認めない決定者のせいである。各企業の決定者達は、共通したハードウェア中心の作法に従っていた。
日本でのAI取り組みは他国に比べると今のところ盛んではない。決定者の問題である。
この問題は、社会文化の中心的な所で非常に厄介である。
年功序列社会であり、年功者は新技術を知らないし、技術の意味することへの見識もない。更に、日本の年功者は学習もしない。判断する基準を持っていない。
AIの可能性・利便性やAI社会懸念を語る前に過去30年以上の停滞が生じた事と
向き合い、脱却の対策が必要となる。
AIは多くの社会作法を更新することは間違いない。一方的に他国に追従する状態となる心配がある。
次の記述でどんな活用ができるのか、事例で考えてみる。
加えて、その事例は受け入れられる作法の範疇かを考察する。
注)作法やパターンに気づいたのは、英国の建築家クリストファー・アレキサンサーが
1977 パターンランゲージを発表したことにある。都市計画中心であったが、
ソフトウェアや社会問題へ応用され、発展している。
巌殿観音
AI (人工知能)で社会は進化?①
AIの普及が進み意識せず、色々なことに利用される日も遠くありません。
今日の時点では、使うための手続き、設定が必要ですし、AIに指示する(プロンプト)
やデータの提示(アップロード)が必要ですから、AIを面倒に感じられて
利用していない人が沢山います。皆さん、検索(ググる)は利用しています。
この検索がAI型へ変わります。知りたい事をそのまま伝えて、結果を知る事が出来て
検索が大変容易になります。今年から、検索のAI化が急速に普及し浸透が始まる。
次のスケッチは、「桜並木の中を歩く人影・・・、色鉛筆のスケッチ風・・・」などの
指示を出してAIが作画したものです。
AIはあらゆるデータ(デジタルになる)に起因することに利用されます。会議や講演の録音から文章作成し、更に要点を整理した纏めを追加する、翻訳する。
業務の内容を記述して課題を伝えて改善計画を提案させる。作文や小説などを書かせることも出来きる。あらゆるデータに起因することは、AIが結果をデータで
返してくれる。
このサイトでも、このページへ誘導するプログラムはAIで作成したものです。
AIで社会が進化するか?良い社会になるか? 便利になる事は間違いありません。
一方、懸念される事もあります。ネットの普及で流行が一瞬に拡散して、それをフォローする、単純、単一化が進んでいますが、更に加速され、個が埋没する懸念、
窮屈で生き辛い社会になる心配をします。AIとどう向き合うか、懸念事項などは
別途記述します。
今日の写真、旧いアルバム?
昨日の雨、湿った夕方
AI(人工知能)を思う
今日は散歩をお休みです。
昨日の散策中、浮石に乗って軽い足首捻挫です。
生成AIがブームで多くのサービスが話題となっており、無料のものが沢山あります。
アップルのSIRIが日本語で使えるようになり、MICROSOFTのcopilot、Googleのgiminiなど、検索と同じく手軽に使える。その他、沢山のAIサービスを利用出来ます。
人工知能は人の知識活動と比べられない、使い物にならないする人も多くいます。
しかしながら、次のことを考察するとAIも有効であることがわかります。
人の知識活動を考えて見るに、経験や学習、人から聞いた事などが脳へ蓄積され、
ある課題が認識された時、蓄積されたこと使って考えて答えを導き出します。AIは要求(課題)が与えられると、蓄積された知識要素(LLM=ラージ・ランゲージ・モデル)をベースにして答えを生成します。LLMの要素数は3000億以上で1兆に到達する勢いです。LLMはインターネット上の情報や論文からの学習が休む事なく続いています。
従って、個人の蓄積した知識要素よりLLMが優れていることは理解できる。
では、AI至上で良いのか、向き合い方が大事と強く思います。
長くなるので次の機会へ回しますが、鍵は”感覚ー6感”的な事が欠ける所と考えます。もう一つは”人の脳は都合よく忘れる”ことにあるかも知れません。AIにも”忘れる”機能は付加出来るので、究極は感覚の問題となるかも。
埼玉平和資料館
本日の散歩は、東京電機大学の鳩山キャンパスを経由し北へ向かい、大東文化大学の東松山キャンパスを経る7キロ程のコースである。
途中の高台には、埼玉ピースミュージュアム(平和資料館)があり無料で見学できる。幾度となく通過する所だが、初めて入館し展示を見てきた。
そこで感じたこと、”平和”が指すものは戦争から飢餓や社会不安など幅が広い訳だが
展示内容は戦争、それも第二次世界大戦(太平洋戦争)時代の市井に残されて品々が
中心でした。平和ーー>戦争と絞ることは理解できるが、戦争の本質(個々の倫理と利益のため相手を暴力で殲滅する)を伝えること、第二次世界大戦以降でも、朝鮮半島、ベトナム、中東戦争などの展示が欲しい。
今尚、イスラエル、ガザ、シリアそしてウクライナでの紛争(戦争)に加えてアフリカでの紛争などが続いている実状がある。戦争の本質を伝える拠点となるよう望む。
抑止力として戦闘力を増強する取り組みは、戦争の本質を肯定している証と
思っている。
戦争をしない為の取り組みが必要で、抑止力(戦闘力)を強化することではない。
そして、ツツジの名所である物見山公園へ続く散策路へ、静かな冬の景色を楽しめた。