④で設定したストリーマッピングの枠組のもとでグループワークを実施して
以下のような整理がされた。
ストリーマッピングしてみると、幾つかの注目点が出てきた。
1)回転レーンでの提供を廃止する
2)受付票を発行した後は注文や天呼び出し等をタブレット経由とする
この2点で今までと大きな違いが生じる。
新方式へ移行するには、新たな心配事(課題)も想定できる。例えば、
注文集中に厨房が対応できるか、提供に時間を短縮できるか、タブレット等の
使い易さ、誰でも扱えるようにするなどについて対応策が不可欠となる。
店員との関わりが少なくなり、おもてなしや感謝を伝える方法も大切である。
ここで作成した新たなユーザーストリーの課題の発見や詳細化にもAIの助力が
有効である。
新しいユーザーストリーをAIに投げかけ、サービス効率やユーザー満足度の検証にも
AIを活用できる。使い易いタブレットのアイデアや新方式をアピールする方法など、
色々な局面でAIを利用することが可能である。
AIを利用しないグループワークと比べると、短時間で検討や計画、導入が可能となる。
回転レーンで提供廃止した回転寿司チェーンもあるようなので、実体験し、
改善点を見つける試みをして下さい。現時点でAIは助力であって、取り組み人が
主役です。